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奥羽本線の豪雨被災区間、「非電化」で復旧へ 2025年GW頃の見込み

2024年10月18日(金)13時12分

JR東日本東北本部は18日、不通状態となっている奥羽本線新庄~院内間について、復旧状況と運転再開の見通し時期を発表した。

新庄~院内間の復旧時に導入するGV-E400系
新庄~院内間の復旧時に導入するGV-E400系

新庄~院内間は、7月25日の大雨により、土砂流入や盛土のり面崩壊など、26箇所で運転に支障のある被害が発生。同社では10月現在も、復旧工事を進めている。

真室川~釜淵間の被害発生直後の状況
真室川~釜淵間の被害発生直後の状況
泉田~羽前豊里間の被害発生直後の状況
泉田~羽前豊里間の被害発生直後の状況
10月9日時点の真室川~釜淵間の状況
10月9日時点の真室川~釜淵間の状況
10月9日時点の泉田~羽前豊里間の状況
10月9日時点の泉田~羽前豊里間の状況

同区間での運転再開は、2025年のゴールデンウィーク前を見込む。なお、JR東日本東北本部では、これまで電化区間としていた同区間について、サステナブルで災害を受けてもより早期復旧が可能となるよう、運転再開時には電気式気動車のGV-E400系などを導入すると説明。架線設備は順次取り外す。

2024年7月の豪雨では、奥羽本線のほか、陸羽東線、陸羽西線も被害を受けている。同社では、両線の運転再開の見通しについては、決まり次第発表するとしている。

2024年10月18日(金)13時12分更新

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