京浜急行電鉄は22日、11月23日にダイヤ改正を実施すると発表した。
今回の改正では、夕夜間に運転している座席定員制列車「イブニング・ウィング号」の停車駅に、京急蒲田駅、京急川崎駅、横浜駅を新たに追加する。これまで同列車は品川~上大岡間をノンストップで運転していたが、同社は「沿線における各拠点の利便性向上とさらなるまちの活性化」を目的に、途中駅での着席サービスを開始するとしている。新規停車駅は、いずれも乗車専用駅で、各駅からの座席指定券はウェブサイト「KQuick」限定で発売する。また、これまで4両編成の金沢文庫駅行きとして運転していた「イブニング・ウィング」14・16号は、8両編成の三崎口駅行きに変更する。
羽田空港関連では、深夜の羽田空港発品川駅行き快特を1本増発。このほか、土休日ダイヤにおいて、金沢文庫~羽田空港間の急行列車を、早朝に上り1本、夜間に下り2本、それぞれ増発する。
このほか、大師線の最終列車は、平日ダイヤで運転時刻を繰り下げ、金沢文庫駅行き最終の特急列車と接続する時刻に変更。また、平日早朝に運転している神奈川新町駅始発の青砥駅行き特急列車は、成田スカイアクセス線経由となる成田空港駅行きへと、行先を変更する。
11月23日には、京急と直通運転を実施している京成などでも、ダイヤ改正を実施する。