東武鉄道は、大師線に自動運転対応の新造車両を導入する方針を示した。
新造車両の導入は、同社が11月15日に公表した、2024年度第2四半期決算の説明資料にて示された。2026年度から2027年度にかけて4本を導入し、2028年度以降に検証運転を実施するとしている。
同社では、添乗員が乗車するタイプの自動運転(GoA3)を大師線に導入することを、2021年に発表。2022年には、自動運転実現に向け、「前方障害物検知システム」の検証を実施することを発表していた。
同決算の説明資料では、2025年度末に東武スカイツリーラインの緩行線にワンマン運転を導入し、将来的には全線でワンマン運転を実施することや、2025年春以降に東武アーバンパークライン(野田線)へ導入する新型車両「80000系」について、2024年度は5本を導入することなどが示された。