JR東日本長野支社は13日、2025年3月15日より、特急「しなの」の長野~塩尻間と、臨時特急「信州」で、「在来線チケットレス特急券サービス」を開始すると発表した。
同サービスは、JR東日本のネット予約サイト「えきねっと」で、チケットレス特急券を発売するもの。同日に長野エリアで提供を開始するSuicaの出改札サービスとあわせて利用することで、駅できっぷを受け取ることなく、特急列車が利用できるようになるとしている。
対象列車では、15パーセント割引の「在来線チケットレス特急券(トク割)」を提供する。提供期間は、2025年3月15日から、2026年3月31日まで。乗車1か月前の10時から、乗車当日の列車出発時刻まで発売する。
また、「在来線チケットレス特急券(トク割)」の提供開始を記念して、3月15日から50パーセント引きのチケットレス特急券を、期間限定で発売する。大人・通常期の価格は、50キロ以内が640円(通常1290円)、51キロ~100キロ区間が860円(通常1730円)。6月30日までの設定で、乗車1か月前の10時から、乗車当日の列車出発時刻まで発売する。なお、7月1日以降は、40パーセント割引のチケットレス特急券を発売する。
「在来線チケットレス特急券(トク割)」は、列車、座席、区間限定の商品。一部の臨時列車には設定しない場合があるという。