JR東日本長野支社は13日、2025年3月15日に、長野エリアでSuicaによる出改札サービスを開始すると発表した。
新たに利用可能となるのは、篠ノ井線・信越本線の松本~長野間、大糸線の松本~穂高間のうち、導入済みの松本駅を除く全23駅。チャージしたSF残高を利用しての乗車のほか、対象各駅発着の「Suica定期券」が利用できるようになる。
今回Suicaの導入対象となる各駅は、Suicaの利用エリアでは「首都圏エリア」となり、東京駅から松本駅経由で長野駅まで乗車する場合も、Suicaの利用が可能となる。また、今回のエリア拡大にあわせ、JR東日本は、松本~長野・穂高間を「大都市近郊区間」の「東京近郊区間」に追加する。同区間内で完結する乗車券は、乗車距離にかかわらず有効期間は当日限りとなるほか、途中下車もできない。したがって、いわき~上野~新宿~松本~長野間という乗車券でも、2025年3月15日以降は途中下車が不可能となる。