JR西日本は8日、磁気乗車券(裏が黒いきっぷ)の一部を、2028年以降にQR乗車券へ移行する方針を発表した。
同社では、券売機で発売している磁気近距離きっぷを、QR乗車券へと順次移行すると説明。磁気券の削減を図りつつ、持続可能な鉄道サービスの提供を実現していくとしている。また将来的には、インターネット予約で購入したきっぷについても、QR乗車券で利用できる体制を整え、さらなるチケットレス化を目指すという。加えて、磁気乗車券の削減に対応し、特にIC利用率が高い箇所でのIC専用改札化をさらに進めていく方針も示している。
磁気乗車券のQR乗車券化については、JR東日本や関東の一部私鉄が、共通のシステムによる移行を目指すことを、2024年5月に発表している。