WILLER TRAINSは28日、宮津線の開業100周年を記念して、リバイバルラッピング車両「みやづ号」を運転すると発表した。
みやづ号は、KTR700形を使用するラッピング車両。キロ28形をモチーフとした。車体カラーは、キロ28形と同様に、オレンジ色とクリーム色にグリーンの帯を入れたデザイン。往年の鉄道ファンや地域住民には昭和の鉄道情景を思い起こさせる、初めて見る人には新鮮だが懐かしい気持ちとさせるものとする。
キロ28形は、国鉄急行型ディーゼルカーのキハ58系の1形式。キロ28形はグリーン車(登場時は1等車)で、窓の下にグリーンの帯を入れていた。同形式は、1996年までは急行「丹後」として、宮津線も走行していた。
みやづ号は、2月1日に運転を開始。西舞鶴~豊岡間で運転する。3月31日までは、オリジナルのヘッドマークも装着する。同社は、みやづ号の運転開始にあわせ、同車デザインの記念企画きっぷも発売する。