JR東海、JR西日本は30日、東海道・山陽新幹線の「S Work Pシート」について、利用価格を変更すると発表した。
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S Work Pシートは、16両編成の「のぞみ」「ひかり」「こだま」の7号車指定席「S Work車両」のうち、一部座席に設定している座席。3人掛け席の中央席にパーティションなどを設置しており、普通車指定席ながら他の座席よりもパーソナルスペースをより広く使うことができる。
同座席の利用には、通常の普通車指定席の価格に、追加額の支払いが必要となる。これまでの追加額は、「お試しいただきやすい」という1200円としてきた。しかし、当初の「EXサービス」(ネット予約サービス)での発売に加え、2024年5月以降は駅での購入も可能となったことで、利用が定着してきたことから、両社は追加額を2000円へと変更する。新料金は、2025年5月15日以降の乗車分より適用する。
両社はあわせて、S Work車両利用者向けの専用サイトを開設し、ウェブコンテンツや、S Work Pシート利用者向けのクーポンなどを配信することを発表した。