西武鉄道は4月15日(水)から、駅や列車内、公式サイト等で利用者に提供する運行情報を充実させ、サービスの向上をはかっている。
これまで同社線内の運行情報は、30以上の遅延が対象となっていたが、対象時間が15分に変更され、15分以上の遅延が発生、または見込まれる場合に提供されるようになった。また、駅のLED式列車案内表示器や公式サイトなどでの案内に加え、新たに30000系車両内の液晶ディスプレイ「スマイルビジョン」でも提供されるようになった。
同日からは、他社線の運行情報も、西武線にて振り替え輸送を実施している場合に、駅や列車内で取り扱われるようになった。時間は5時から23時までで、多摩川線をのぞく駅のLED式列車案内表示器と、車両内のスマイルビジョンで提供される。なお、同社によると、西武線の輸送障害等が発生した場合は、西武線の情報が優先して案内されるという。