京成電鉄は25日、新京成電鉄合併後の新京成線などの扱いについて発表した。

京成電鉄と新京成電鉄は、2025年4月1日付での合併を予定。現在の新京成線は京成松戸線となり、京成電鉄の路線網に組み入れられる。
これまでの新京成線の車両や駅看板については、4月1日以降、京成カラーを基調としたデザインに統一。車両のデザインは順次更新するという。また、新京成では京成とは異なる独自の駅ナンバリングを設定していたが、4月1日以降は、新津田沼駅を「KS66」、松戸駅を「KS88」とする、京成との連番となる設定に変更する。このほか、京成の株主優待乗車証は、4月1日以降は松戸線でも利用できるようになる。

新京成の各駅の名称は、合併後も変更しない。合併にともなう鉄道運賃・料金の変更はないほか、路線の上下方向、ダイヤの変更、定期券発売所の設置位置や営業時間の変更もないという。また、合併後の松戸線と京成本線の相互直通運転は予定していないという。
京成では、合併日と松戸線の名称を広く告知するため、「Hello! Matsudo Line」をキャッチコピーとしたポスターを、2月26日以降に京成および新京成の駅構内や車内に掲出する。3月下旬以降は、北総線各駅や、北総線、常磐線、千代田線の車内にもポスターを掲出するという。
