JR西日本は27日、「ONE PIECE新幹線」の運転を、4月12日に開始すると発表した。

ONE PIECE新幹線は、尾田栄一郎さん原作の「ONE PIECE」(ワンピース)とコラボする特別車両。車外のほか、車内の自動ドアや洗面台も装飾。座席のヘッドカバーもオリジナル仕様に変更する。車内チャイム・メロディは、ONE PIECEテレビアニメの初代オープニングテーマ「ウィーアー!」を使用するほか、一部駅発着時には、車内アナウンスに「ルフィ」「チョッパー」が登場する。車両は700系3本を使用し、山陽新幹線の「こだま」で主に運転する。
第1編成は「せとうちブルー号」。「いざ、偉大なる線路(グランドレイル)へ」をコンセプトに、海をイメージしたブルーのデザインでラッピングする。4月12日に運転を開始するのは同編成のみとなる。


第2編成は「トニートニー・チョッパー号」。チョッパーのアイコニックなカラーリングとし、親しみやすくかわいらしいデザインとするという。同編成は、5月28日に運転を開始する。


第3編成は「モンキー・D・ルフィ号」で、主人公のルフィが身につける麦わら帽子をモチーフに、それぞれの物語の舞台を象徴する服装のルフィを車体にちりばめる。同編成は、7月22日の運転開始を予定する。


ONE PIECE新幹線は、「こだま」14本を指定列車とし、日ごとに列車を限定して運転する。4月12日から5月7日までは対象日限定での運転。5月17日から6月30日までは毎日運転となる。7月以降の運転日は、決まり次第発表するとしている。