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「保証金預託制」の「PiTaPa」、2026年3月末でサービス終了へ

2025年3月18日(火)19時46分

スルッとKANSAIは17日、「保証金預託制PiTaPaカード」のサービスを終了すると発表した。

PiTaPaカード(イメージ)(画像:スルッとKANSAI)
PiTaPaカード(イメージ)(画像:スルッとKANSAI)

「PiTaPa」は、スルッとKANSAIが提供する交通系ICカードサービス。JR西日本の「ICOCA」など、他の交通系ICカードと異なり、関西エリアを中心とした私鉄、地下鉄、バス、JR西日本の一部区間では、ポストペイ(後払い)で利用できる特徴がある。

今回サービスを終了する「保証金預託制PiTaPaカード」は、事前に保証金を預託することで発行できたPiTaPaカード。通常のPiTaPaカードは申込時にクレジットカードと同様の審査が必要だが、こちらは保証金の預託で審査に代えることができた。また、利用は交通機関のみに限られており、定期券としての利用もできない。同カードの新規申込、家族追加申込、利用枠の変更については、2022年3月末で受付を終了している。

保証金預託制PiTaPaカードのサービス終了日は、2026年3月31日を予定する。これにともない、2025年4月1日以降は、退会時にチャージ残高や保証金を払い戻す際の手数料を不要とする。また、9月30日をもってカードの再発行や更新の受付を終了。10月1日以降にカードの有効期限が到来した場合、その時点で退会手続きが必要となる。

保証金預託制PiTaPaカードサービス終了までの流れ
保証金預託制PiTaPaカードサービス終了までの流れ
2025年3月18日(火)19時46分更新

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