水間鉄道は6月1日(月)に、鉄道および路線バス全線(コミュニティバスをのぞく)でICカード乗車券「PiTaPa」を導入する。
PiTaPaの割引サービスとして、「利用額割引」と「登録型割引」の2種類が導入される。利用額割引では、月間の利用額に応じて回数券並みの割引きが、一方の登録型割引では、あらかじめ登録した駅間で定期券並みの割引サービスを受けることができる。なお、PiTaPaではポストペイ(後払い)システムを採用しており、毎月の引き落とし時に割引が適用される。
PiTaPaの導入にあわせて、水間線の全列車がワンマン化される。ICカードリーダーへのタッチや精算などは基本的に列車内で行うが、一部の駅の朝ラッシュ時間帯と、両終端の貝塚駅と水間駅(6月1日より水間観音駅に名称変更)の終日では、駅改札口での扱いとなる。
なお、PiTaPaは「ICOCA」と相互利用を実施しているため、6月1日からは同社でもICOCAが利用できる。