阪神電気鉄道と近畿日本鉄道は、5月20日(水)から6月29日(月)まで、「阪神・近鉄相互直通運転開始記念 お伊勢さんきっぷ」を発売する。
今年3月に開始した阪神三宮駅~近鉄奈良駅間の直通運転の記念企画きっぷで、阪神全線各駅および近鉄の大阪府、京都府、奈良県内の各駅から伊勢志摩地区への乗車券のほか、往復の近鉄特急券引換券、伊勢志摩地区内の近鉄特急券引換券、近鉄の最寄駅から伊勢神宮の間で利用できる三重交通バスの乗車券がセットされている。発売額は大人用が5000円、小児用が2500円。両社よると、阪神三宮駅から伊勢神宮(外宮、内宮)まで往復した場合、通常は7680円のため大変お得だという。
同きっぷの利用期間は、6月1日(月)から6月30日(木)までの連続する2日間。発売枚数は大人用が1万枚、小児用が1000枚限定で、発売箇所は、阪神では梅田、尼崎、甲子園、御影、三宮の各駅長室、近鉄では大阪府内、京都府内、奈良県内の特急券うりばのある駅で、一部の旅行代理店などでも取り扱う。
両社では今年2月に、阪神三宮駅~近鉄奈良駅間で利用できる「阪神-近鉄 お試しチケット」を発売し、即日で完売するなど好評だった。