東武鉄道と東武博物館は5月28日(木)、現在リニューアル工事中の東武博物館を、7月22日にオープンすると発表した。
展示車両として新たに、特急電車モハ5701号と電気機関車101号が加わる。モハ5701号は、東武鉄道が戦後初めて新造した特急電車で、車体前面部を登場時の流線形(「ネコひげ」)に復元。電気機関車101号は、昭和初期に登場した同社初の電気機関車で、これまで保存されていた近江鉄道彦根駅構内から移送し、登場時の姿に復元して展示される。
人気の高い電車のシミュレーションは、フルハイビジョン映像装置が導入され、3台のうち1台は、ワンハンドルタイプの最新50050型電車の運転台が利用できる。また、大パノラマは、全面的にレイアウトが変更され、模型が運転できる運転台も1台増設される(ジオラマの運転は有料)。
リニューアルオープンと開館20周年を記念して、オープン当日から先着1万人に、記念のクリアファイルとポストカードがプレゼントされる。また、同博物館の歴史を紹介した特別展(9月23日まで)や、「プラレールフェスタ」(8月9日まで)が開催される。
東武博物館は、東武伊勢崎線東向島駅下車(高架下)。入館料は、おとな200円、こども100円。開館時間は、10時から16時30分(入館は16時まで)。休館日は、毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日休館)。7月22日(水)10時にオープンする。