JR東日本は9日(火)、夏休み期間および9月の土休日に利用できる企画乗車券「ツーデーパス」を発売すると発表した。
ツーデーパスは、関東近郊の1都11県の普通車自由席が2日間乗り放題で、別に特急券を購入すれば指定区間の新幹線や特急列車にも乗車できる。また、会津鉄道、上田電鉄、鹿島臨海鉄道、富士急行、北越急行、東京湾フェリー、京浜急行バスも利用可能。
利用期間は、7月20日から8月31日までの毎日と、9月5日・6日、9月12日・13日、9月19日から23日、9月26日・27日。連続する2日間で利用できる。発売価格は、大人が5000円、大人の休日倶楽部会員が3500円、学生が3500円、小児が2000円。取扱箇所は、フリーエリア内のJR東日本のみどりの窓口、指定席券売機、びゅうプラザ、提携販売センター、営業販売センターおよび主な旅行会社となっている。発売期間は、6月20日から9月26日まで。
今年3月から開始された高速道路の土休日乗り放題への対抗策として、JR各社では、指定エリアが乗り放題となる乗車券を設定している。今年4月以降に発売されたフリーきっぷは、JR北海道が「三連休おでかけパス」、JR西日本が「西日本パス」、JR四国が「四国ペアパス12000」、JR九州が「JR九州・西日本乗り放題パス」などとなっている。各社で、期間や人数などの利用条件等が異なる。