京成電鉄は、今年の6月30日(火)に創立100周年を迎える。
同社は、1909年6月30日に京成電気軌道として発足。鉄道会社としてスタートし、現在は、運輸業、流通業、不動産業、レジャー業、サービス業、建設業など事業分野を拡大している。
この創立100周年を記念し、京成電鉄では、6月30日に「創立100周年記念列車」の運転を、7月1日から「全駅記念入場券」を発売する。創立100周年記念列車は、3300形4両編成を、往年の人気カラーでダークグリーンとライトグリーンの2色の塗装の「青電色」に変更し、京成上野(14時19分発)~京成金町(14時46分着)間を臨時の特急として運転する。当日、京成上野駅では朝10時から、記念乗車券(310円、限定1000枚)を発売するほか、記念オリジナルグッズの配布をおこなう。全駅記念入場券は、全駅の硬券入場券と乗車券3枚をセットしたもので、1部1万円。1000部限定で、7月1日から京成線の主要23駅で発売する。なお、6月30日に京成上野駅で10時から100部限定で先行発売する。
3300形の青電塗装車両はその後も通常ダイヤで運行される。また、赤電塗装車両が8月下旬から、ファイアーオレンジ塗装車両が9月中旬から、それぞれ運行される予定となっている。