富士急行は13日(月)、8月9日から観光列車「富士登山電車」の運行を開始すると発表した。
富士登山電車は、富士急行線の開業80周年を記念し、2両1編成(モハ1305+1205編成)をリニューアルした車両を使用する。車両のデザインは、JR九州の特急など手がけた水戸岡鋭治氏によるもので、内装は「懐かしさと新しさを調和させたレトロモダン」(同社)なつくりとなっている。
運行区間は、富士急行線の大月~河口湖間。水曜日と木曜日をのぞいて毎日運行する(ただし休日の場合と8月の12日と13日は運行)。1日3往復の運行だが、11月1日までの土休日は1日4往復する予定(10月25日をのぞく)。2両編成のうち1両は着席券が必要。着席券は200円で、専用の「富士登山電車予約ダイヤル」へ電話で予約する。空席がある場合には、当日に駅などで発売される。
観光列車は、南海電気鉄道が、今月3日から高野線で「天空」を運行している。
※着席券の予約に関する詳細は、富士急行の公式Webサイトにてご確認ください。