JR西日本は、7月18日から9月30日までの利用期間で、「雷鳥指定席往復きっぷ」を発売している。
大阪と金沢間の特急雷鳥号での往復が、普通車指定席で1万円(こども用2000円)、グリーン車指定席で1万2000円(同3000円)で利用できる。通常期からの割引額は、大阪市内・金沢間の普通車指定席の場合で4880円、同区間のグリーン車の場合で9860円となり、グリーン車用の発売額は、通常の普通車指定席の発売額より安い設定となっている。利用条件は、2人以上の同一行程で、2日以内での往復利用、発売時に雷鳥号に空席がある場合のみ。また、発売枚数限定で、21日前から前日までの発売となる。雷鳥号の自由席やサンダーバード号の指定席など、自由席やほかの列車は利用できない。
同社では、今年3月から山陽新幹線のこだま号が割安となる「こだま指定席往復きっぷ」を発売するなど、利用の増加を狙った施策を展開している。