JR東日本は26日(水)、宇都宮・高崎・常磐線を東京駅に乗り入れるルート(東北縦貫線)の新設工事に着手すると発表した。
宇都宮・高崎・常磐線の列車は現在上野止まりとなっているが、新たに東京~上野間に線路を敷設し、東京駅や東海道線への直通運転を可能とする。
東北縦貫線が完成すれば、これまで山手線と京浜東北線のみだった東京~上野間の在来線の輸送力が強化され、通勤時間帯の大幅な混雑緩和につながる。また、直通運転によって上野駅や東京駅での乗り換えが不要となり、速達性が向上する。
東北縦貫線は今年5月に工事に着手し、2013年度に完成する予定。