鉄道コム

西日本パス 乗り放題エリア拡大

2009年8月3日(月)22時12分

JR西日本、JR四国、JR九州の3社は7月31日、8月下旬以降の「西日本パス」の設定を発表した。

新たな設定期間は8月21日から10月26日までで、9月18日から9月21日をのぞいた金・土・日・月曜日が対象。設定エリアが広がり、JR西日本(宮島フェリーを含む)、JR四国、JR九州の3社線全線と、智頭急行線が乗り放題となる。発売価格は、2日間の普通車指定席用が1万8000円、2日間のグリーン車用が2万円、3日間の普通車指定席用が2万円、3日間のグリーン車用が2万2000円となっている。指定席の利用可能回数も増え、2日間用で6回、3日間用で8回利用できる。きっぷの発売期間は、8月4日または利用開始日の1か月前から利用開始日の7日前まで。2名以上での同一行程利用という条件はかわらない。なお、JR西日本とJR九州の発売分ではレンタカーの割り引きがつくが、JR四国で発売するパスではレンタカーの割り引き特典がない(JR四国では「JR四国・西日本パス」という名称で発売する)。

「西日本パス」の名称ではJR西日本が今年の4月から発売しており、7月下旬までに約24万枚が発売された。これまでは、JR九州の一部エリアに乗車できないなどの制限があったが、今回の設定エリアの拡大により、JRでは九州や四国を含む西日本すべてが利用可能となり、名実ともに「西日本パス」が発売される。

2009年8月3日(月)22時18分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

京成の新型車「3200形」詳細

実は「ギリギリ」な設計だった? 京成電鉄の新型車両「3200形」を深掘りします。

画像

西武山口線に新型車

4両編成3本を2025年度~2027年度に順次導入し、8500系を代替。デザインは各編成別。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。