東武鉄道と東武トラベルは、8月29日(土)に「懐かしの南会津号ツアー」を実施する。
このイベントツアーは、限定200名を対象に、2005年2月まで営業運転していた急行南会津号の貸切列車として4年ぶりに復活運転する。当日は、南会津号のヘッドマークを付けて運転するほか、ツアー参加者に、車内にて記念乗車証や記念グッズ、記念弁当が配布される。参加費用は1万2000円(小人9500円)。浅草駅の出発時刻は8時45分で、同駅の到着時刻が20時5分の予定。参加の申し込み受け付けは8月27日まで。ツアーのオプションとして、会津鉄道の会津田島駅からトロッコ車両に乗車し、芦ノ牧温泉駅まで周遊する、60名限定のオプショナルツアーも用意される。オプショナルツアーの参加費用は2500円(小人2000円)。
急行南会津号は、東武伊勢崎線の浅草駅から野岩鉄道を経由し、会津鉄道線の会津田島駅までを結んでいた観光輸送列車。1988年に快速急行おじか号として運転を開始し、会津鉄道の会津田島駅への延長運転化や種別の急行列車化などを経たのち、2005年3月1日に廃止された。