JR四国は24日(月)、土讃線で運転している「南風アンパンマン列車」のデザインを、今年10月に一新すると発表した。
現在はブルー号とピンク号の2編成が存在するが、ブルー号はグリーン色に、ピンク号はオレンジ色にリニューアルする。新しいデザインのコンセプトは「自然となかよし」で、現在よりもさらに自然を意識したデザインとする。車体カラーのグリーンは木々をイメージし、一方のオレンジは豊かな実りの色をイメージして、四国の自然の豊かさを表現する。側面は、子どもの目線にアンパンマンの仲間たちを、両端には大きなアンパンマンを描き、記念撮影に利用できるエンブレムも先頭車のドアの横に配置する。
同社では来月上旬から1両ずつ張り替え作業を行い、オレンジ色の編成を先に完成させる予定。完成後、10月上旬に岡山駅にて出発式を実施する。
アンパンマン列車は、2000年10月に運転を開始したJR四国の人気列車。2006年10月には、アンパンマントロッコ列車も登場している。