JR東日本は28日(金)、首都圏の駅の全面禁煙エリアを10月1日から拡大すると発表した。
利用者からの要望を受けて禁煙エリアを拡大し、新たに144駅を全面禁煙にする。拡大する区間は以下の通り。宇都宮線の大宮~小金井間、高崎線の大宮~籠原間、川越線の大宮~川越間、中央線の高尾~大月間、青梅線の立川~青梅間、八高線の八王子~拝島間、常磐線の取手~土浦間、成田線の成田~我孫子間・佐倉~成田空港間、総武線の千葉~佐倉間、内房線の蘇我~君津間、外房線の蘇我~茂原間、東海道線の大船~熱海間、横須賀線の逗子~久里浜間、南武線の尻手~浜川崎間、および伊東線、相模線、鶴見線、五日市線の全駅。
10月から、神奈川県や静岡県のJR全駅では、新幹線の駅構内をのぞいて喫煙ができなくなる。利用者の要望のほか、来年4月から施行される「神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例」も背景にあるとみられる。