鉄道コム

札沼線 2012年に北海道医療大学まで電化

2009年9月13日(日)1時33分

JR北海道は9日(水)、札沼線の桑園~北海道医療大学間を、2012年春をめどに電化すると発表した。

札沼線(桑園~新十津川間)のうち、札幌近郊エリアである桑園~北海道医療大学間は、沿線人口の増加により利用者が年々増加している。一方で、札幌圏で唯一の非電化区間となっており、運行している気動車も老朽化が著しく、サービス改善の必要があった。そこで、2012年春に桑園~北海道医療大学間(28.9キロ)を電化し、電車車両を新製することにした。

電化工事が完了すると、札幌~石狩当別間の所要時間は最大7分短縮される。車両の更新により、混雑緩和や冷房化率向上が見込まれるほか、CO2排出量の削減や停車中の騒音低減も可能となる。

電化工事事業は、自治体とJR北海道の出資により設立された第三セクターの北海道高速鉄道開発が主体となっておこなう。地上設備の工事費は46億円で、新製する42両などの車両費は84億円。

2009年9月13日(日)1時33分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。