鉄道コム

大阪環状線と大和路線で運行管理システム開始

2009年9月29日(火)14時2分

JR西日本は28日(月)、大阪環状線や大和路線などで、10月4日に「大阪環状・大和路線運行管理システム」を導入すると発表した。

導入区間は、大阪環状線の全区間、大和路線の全区間(関西本線の加茂~JR難波間)、JRゆめ咲線の全区間(桜島線の西九条~桜島間)、おおさか東線の放出駅をのぞく全区間、片町線の貨物支線の正覚寺信号場~平野間で、あわせて48駅(うち旅客駅46駅)、総延長キロ数が90.5キロとなっている。おおさか東線では、2008年の開業時に運行管理システムを先行導入しており、大阪環状・大和路線運行管理システムとして統合してとり扱われる。

運行管理システムの導入により、これまで各駅で行っていた列車の運行制御や駅の案内放送が、新大阪総合指令所のコンピュータによる制御で自動化でき、迅速性と正確性が向上する。大阪環状・大和路線運行管理システムでは、自動放送は、津田英治氏、向山佳比子氏が担当。また、列車の乗務員に「抑止」を通告できる表示器を各駅のホームに設置しており、同社の他路線区のシステムにはない特徴をもつ。

JR西日本では、2002年7月にJR京都・神戸線システムを導入しており、2011年春には、JR宝塚線、JR東西線、学研都市線にも導入する予定など、運行管理システムの導入線区を拡大している。

大阪環状線など新たに導入される各線では、現在システムの試験が行われている。

2009年9月29日(火)14時10分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

高崎・盛岡に新型気動車

ハイブリッド気動車「HB-E300系」2025年度下期デビュー。八高線や釜石線などに投入。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。