京阪電気鉄道と中之島高速鉄道は10月1日、中之島線の4駅と3000系車両が「2009年度グッドデザイン賞(Gマーク)」を受賞したと発表した。
中之島線の4駅(中之島駅、渡辺橋駅、大江橋駅、なにわ橋駅)は、2008年10月の中之島線の開通に伴って開業。駅の壁などの素材に天然木を使用しており、高い質感が中之島の景観と調和していることが評価された。
中之島線開業日に運転を開始した3000系車両は、これまでのデザインとは異なる次世代の京阪車両として製造。新しいイメージを作り出していることや細かな部分までゆきとどいた造形をしている点が評価された。
グッドデザイン賞は、日本産業デザイン振興会が主催する、国内唯一の総合的なデザインの評価推奨制度。京阪電気鉄道では、過去に宇治駅の駅舎などが選ばれている。