神戸新交通のポートアイランド線(ポートライナー)で、開業時から運行してきた8000型が、11月8日をもって引退する。
8000型は、1981年のポートアイランド線の開業と同時に運転を開始し、世界初の無人運転を実現した。2006年の神戸空港開業時には、車椅子スペースやLED車内案内装置が設置されたが、その後、新型の2000型への置き換えが決定し、今年の11月8日で運転を終了することになった。同線では、空港開業やポートアイランド内の大学開校、企業増加により需要が高まっており、2008年から加速性能が良く定員数が多い2000型への置き換えが進められていた。
8000型の引退を記念して神戸新交通では、ヘッドマークの装着をおこなっているほか、10月23日には1000組限定で記念乗車券を発売する。また、運転最終日の11月8日には、引退セレモニーや記念撮影会を実施する。