大阪市交通局と阪急電鉄は22日、大阪市営地下鉄の堺筋線と阪急電鉄の嵐山線とを結ぶ臨時直通列車を、12月5日と6日に運転すると発表した。この臨時列車では、大阪市交通局の66系が、阪急嵐山線に初めて入線する。
この列車は、堺筋線と阪急京都線の相互直通運転開始40周年を記念して運転される列車。大阪市交通局の66系は通常8両編成だが、嵐山線の乗り入れのために6両編成に変更される。運転区間は、天下茶屋~嵐山間の1往復で、淡路~桂間の途中駅は停車しない。運転日は、12月5日(土)と同6日(日)。当日は、嵐山駅で66系の写真撮影会が実施されるほか、相互直通40周年記念グッズや車両部品の販売も行われる。
大阪市営地下鉄の堺筋線と阪急京都線は、堺筋線の動物園前~天神橋筋六丁目間が開通した1969年12月6日から相互直通運転を開始し、大阪の中心部と京都方面の阪急京都線沿線を結ぶ役割を現在も担っている。