京成電鉄は、空港第2ビル駅の上りホームを今月14日(土)に新設し、使用を開始する。
空港第2ビル駅は、京成電鉄とJR東日本が1線ずつ使用し、両端にホームが設置されている。これまでは、1つのホームで上りと下りの列車が発着していたが、14日からは京成側のホームの壁をとりのぞいてもう1本線路を敷設し、上りと下りで運行を分けて使用する。新しいホームが京成線の上野方面専用、現在のホームが京成線の成田空港行き専用となる。
京成電鉄では来年度の成田新高速鉄道の開業にむけて、さまざまな工事をおこなっている。来春には成田空港駅の整備も完了し、成田新高速鉄道の特急専用ホームが設置される。新線の開通後は、1時間あたり、特急スカイライナーが3本、新線の一般特急が3本、京成本線の一般特急が3本の、最大で合計9本での運行が計画されており、成田空港駅の整備により空港側の準備が完了する。