JR九州は18日、日豊本線の日向市駅が、建築業協会が主催する「第50回BCS賞」を受賞したと発表した。
現在の日向市駅は、2008年に完了した日豊本線の連続立体交差事業で建て替えられた。駅舎のデザインの決定には宮崎県と日向市、JR九州が共同で取り組み、ホーム上屋に木材をふんだんに使用している。今回受賞したBCS賞は、建築業協会が主催し、1年以上経過した国内の優秀な建築物を表彰するもので、50回目となった今年は、日向市駅を含む19件が選ばれた。JR九州によると、日向市駅の駅前広場を含めた駅舎空間が一体化している点が高く評価されたという。
日向市駅は、鉄道に関係する国際的なデザインコンテストである「ブルネル賞」も昨年9月に受賞するなど、建築物として各方面から評価が高い。