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京阪線内でICOCA定期券発売へ

2009年12月16日(水)13時29分

IC連絡定期券のサービスを開始するJR西日本と京阪電気鉄道
IC連絡定期券のサービスを開始するJR西日本と京阪電気鉄道

JR西日本と京阪電気鉄道は15日、2010年5月ごろに「ICOCA」を使った連絡定期券の発行を開始すると発表した。2011年には、京阪電気鉄道によるICOCAカードやICOCA定期券の発売も開始する。

JRと京阪の連絡定期券は、現在ICカードには対応しておらず、磁気券で発行されている。これは、京阪が導入している「PiTaPa」が定期券の機能をもたないためで、京阪では自社線内の定期券も、磁気定期券を発行している。

2010年5月ごろからは、ICOCAによるJRと京阪のIC連絡定期券が発売可能となる。当初はJR西日本でのみ発売されるが、2011年中には大津線をのぞく京阪線内でも取り扱いを開始する。また、京阪の自社線区間のみでもICOCA定期券での発売が可能となるほか、乗車券機能のみのICOCAカードも京阪線各駅の自動券売機で発売される。

PiTaPaを運営するスルッとKANSAIによると、PiTaPaを導入する他社でも、JR西日本とのIC連絡定期券サービスを順次開始する予定だという。

2009年12月16日(水)13時42分更新

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