JR東日本は8日、関東近郊の普通列車が2日間乗り放題になる「ツーデーパス」を、2月1日から再発売すると発表した。
ツーデーパスは、関東近郊1都11県のJRの普通列車が、連続する2日間乗り放題の企画乗車券。特急券を別に購入すれば指定区間の新幹線や特急列車にも乗車できる。昨年夏に発売された同乗車券と比べて、エリアが喜多方や会津柳津方面に延長されたほか、新たにいすみ鉄道、小湊鉄道、しなの鉄道、銚子電気鉄道の4鉄道路線にも乗車できるようになる。会津鉄道、上田電鉄、鹿島臨海鉄道、富士急行、北越急行、東京湾フェリー、京浜急行バスも引き続き利用できる。
発売額は、小児用をのぞいて500円値上げされ、大人用が5500円、大人の休日倶楽部会員用が4000円、学生用が4000円、小児用が2000円。利用可能期間は、2月6日から3月14日までの間の土休日と、2月12日、3月20日から4月4日までの毎日。発売期間は、2月1日から4月3日まで。
JR東日本によると、昨年の夏休み期間と9月の土休日に設定した前回は、約23万人がツーデーパスを利用したという。