阪急電鉄は14日、開業100周年にあわせ、駅係員と乗務員の制服をリニューアルすると発表した。能勢電鉄とともに、今年3月14日から新制服となる。
新しい制服は、黒を基調としたマルーンとグレイのストライプ生地で、動きやすい軽量のストレッチ素材が採用される。男女とも同じ制服のデザインで、名札は大型化され英語の表記が加わる。駅係員と乗務員は制帽の帯色で区別し、駅係員はエンジ、乗務員は黒となる。カッターシャツの素材には、ペットボトル等のリサイクル品が用いられ、環境にも配慮されている。
阪急電鉄での制服変更は、1990年の夏服、1996年の冬服の変更以来で、今回より夏冬共用の制服となる。
同社は今年3月10日に、前身の箕面有馬電気軌道の営業開始から100周年を迎える。また同3月14日には、京都本線に摂津市駅が開業する。