東京メトロは丸ノ内線02系をリニューアルし、2月から順次、営業運転すると発表した。
リニューアル工事では、車体のラインが変更となり、1954年の丸ノ内線開業時から1996年まで使用された「サインウェーブ」のデザインとなる。車内では、各ドア上部の案内表示装置が、現在のLED案内表示器などから17インチワイド液晶ディスプレイ(2画面)に変更される。内装は、開業時から使用された300形を意識した薄いサーモンピンク系統に。モーターは、千代田線の16000系新型車両で採用される「永久磁石式同期型モータ」(PMSM)が使用され、省エネルギー化が図られる。
丸ノ内線では全列車が02系で運転されており、同車両は1988年に営業運転を開始。最近では、2005年から2008年まで、ワンマン運転やATO運転のための改造が実施された。