JRグループ旅客6社は22日、春(3月1日~6月30日)の臨時列車の運転計画を発表した。
JR北海道では906本を増発。車内をリニューアルする「旭山動物園号」を春休みや週末に運転する。ゴールデンウィークには「SL函館大沼号」や「増毛ノロッコ号」、「優駿浪漫」などを運転する。
JR東日本では4523本を増発。ゴールデンウィークのピーク日に「はやて」などの新幹線を最大限まで増発する。在来線では、梅や桜などの花の名所に向けた快速列車などを運転。5月中旬から6月にかけては「SL会津只見新緑号」「SLやまなし」「SLさくらんぼ号」なども運転する。
JR東海では、東海道新幹線で3672本を増発。在来線では「ひだ」や「しなの」などの特急を週末や連休に増発する。4月中旬には快速「高遠さくらまつり」を運転する。
JR西日本では2693本を増発。週末や連休に山陽新幹線「のぞみ」を増発するほか、在来線の「雷鳥」や「くろしお」などを増発する。4月以降の週末には、奈良で開催される「平城京遷都1300年祭」にあわせて、新大阪~奈良間で特急「まほろば」を運転する。
JR四国では、トロッコ列車を250本増発。週末や連休に「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」「清流しまんと号」「大歩危トロッコ号」を運転する。
JR九州では、870本の特急を増発。特急「かもめ」や「ソニック」などを増発するほか、「海幸山幸」「SL人吉」を運転する。また、有田陶器市にあわせて「有田陶器市号」などの臨時列車を運転する。