輸送障害の発生時に、路線図とともに運行状況を表示する大型ディスプレイが、JR西日本内の近畿圏の駅に導入された。
新たに導入された「異常時情報提供ディスプレイ」では、これまで文字だけだった障害等の情報が、路線図とともに、列車の運行状況に応じて色分けして表示される。また、振替輸送の詳細や運転再開の見込み時間も表示される。
JR西日本によると、4月1日に近畿圏で設置されたのは、草津・高槻・天王寺・尼崎・芦屋・三ノ宮駅の計6駅(35台)で、今年度にアーバンネットワークエリア内の34駅に拡大される予定。
JR東日本内の首都圏では、すでに同様の「異常時案内用ディスプレイ」が主要駅に設置され稼動している。