西日本鉄道は、3月27日に紫(むらさき)駅を開業し、天神大牟田線でダイヤ改正を実施する。
新たに開業する紫駅は、天神大牟田線の西鉄二日市駅と朝倉街道駅の間に設置される。普通列車のみ停車し、停車本数は、平日は204本、土日祝日は185本。乗降人員は、1日あたり約6600人を見込む。西日本鉄道の新駅開業は18年ぶりとなる。
天神大牟田線のダイヤ改正では、平日朝の時間帯において、急行列車が1本増発するほか、現行の快速急行列車2本が急行列車に変更され、下大利駅と春日原に停車するようになる。平日の夜間には、現行は一部区間で各駅に停車している急行列車3本が、全区間急行列車として運行し、急行停車駅で普通列車と接続する。また、春日原駅と下大利駅の間で行われている高架化工事に伴い、西鉄福岡(天神)駅と大牟田駅間の所要時分を変更し、現行ダイヤより最大で約2分増える。
同社では、ダイヤ改正日から天神大牟田線と貝塚線の駅ホームに設置している喫煙所を廃止する。なお、西鉄福岡(天神)駅、大橋駅、久留米駅の喫煙室は残すとしている。