JR西日本は2010年のダイヤ改正で、「シティライナー」の愛称がつく快速列車が消滅することを、1月29日に明らかにした。
シティライナーは、山陽本線の岡山~徳山間を運転する列車。そのうち西条~岩国駅で快速運転を行っているが、2010年3月13日のダイヤ改正で運転をとりやめることになった。今後は、朝と夕方の通勤時間帯にのみ、既存の「通勤ライナー」に統一して快速列車を運転する。シティライナーは昨年のダイヤ改正でも、昼間の運転本数が減っていた。
シティライナーの廃止により、広島支社内の山陽本線、呉線、可部線、山口線で運転する、通勤時間帯の快速列車はすべて「通勤ライナー」となる。なお、芸備線の「みよしライナー」や呉線の「安芸路ライナー」は、昼間時間帯の快速運転を継続し、愛称も引き続き使用される。