鉄道コム

秋田新幹線用E6系量産先行車を発表 JR東

2010年2月4日(木)22時33分

E6系量産先行車イメージ
E6系量産先行車イメージ

JR東日本は2日、秋田新幹線用「E6系」の量産先行車の概要を発表した。今年7月に車両が完成し、2012年度末から営業運転を開始する。

新型の秋田新幹線用E6系は、東北新幹線の新型車両E5系との併結運転を前提に設計されており、営業運転の最高時速はE5系と同じ320キロ。先頭形状にロングノーズタイプが採用され、全車両にフルアクティブサスペンションや車体傾斜装置が導入される。車両の横幅は秋田新幹線区間にあわせて狭くしており、シートは4列配置となっている。5列シートで6両編成のE5系と座席定員数と揃えるため、E6系は7両編成となる。

デザインは、車体の上部には茜色(あかねいろ)が塗色され、「飛雲(ひうん)ホワイト」の車体に「アローシルバー」の帯が走る。車内は、グリーン車では「穏やかな落ち着き」を、普通車では「豊かに実った稲穂」がイメージされる。

E6系の量産先行車は今年7月に落成し、その後、営業運転のための試運転などが行われる。JR東日本では、2012年度末の営業運転開始時には最高時速300キロで運転し、2013年度末には最高時速320キロで運転をする計画。

2010年2月4日(木)22時33分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

高崎・盛岡に新型気動車

ハイブリッド気動車「HB-E300系」2025年度下期デビュー。八高線や釜石線などに投入。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。