東京メトロは、3月6日(土)に有楽町線と副都心線のダイヤ改正を実施する。
有楽町線では、和光市~池袋間で速達運転している「準急」が、各駅停車に変更される。このため、有楽町線での準急は廃止され、全列車が各駅停車となる。副都心線では、土休日ダイヤにおいて、明治神宮前駅に「急行」が停車するようになる。また、原宿エリアの最寄り駅であることから、明治神宮前駅の駅名に「原宿」の案内を追加する。
有楽町線の準急は、副都心線開業時の2008年6月に新設された。和光市~池袋間でのみ速達運転し、7駅中、小竹向原駅以外の6駅を通過する。副都心線の開業による本数増にあわせて設けられ、1時間あたり最大3~4本が準急に置き換えられた。しかし、通過となった駅の乗客の苦情が多く、2008年11月に運行本数が大幅に減らされた。現在は、日中に1時間あたり2本が残っているが、今年3月の改正をもって各駅列車に変更され、有楽町線の準急は廃止される。