東京モノレールは10日、天空橋駅~新整備場駅間で今年10月に開業する、新駅の駅名を発表した。
新駅名は、「羽田空港国際線ビル」駅で、これまで仮称とされていた名称で決定となった。同駅は、今年10月の羽田空港の新滑走路や国際線定期便就航開始に伴って新設される、国際線旅客ターミナルビルの最寄り駅。ビル3階の高さに相対式ホームが設置され、3階の出発ロビーとホームが同じフロアでつながる。
新しいターミナルビルと既存の線路とは約250メートル離れているため、東京モノレールでは4月10日に線路の移設工事を実施する。この工事では、天空橋駅~新整備場駅間のうちの約900メートルにおいて、既存の線路の使用をとりやめ、新駅を経由する新しいルートの線路に変更する。線路の切り替え後は、すべて新ルートでの運行となり、所要時間が多少増加する。羽田空港第2ビル駅から浜松町駅までの空港快速の所要時間は、現行の18分から19分に変更される。