京成電鉄は19日、成田スカイアクセス(成田空港線)の開業予定日を7月17日と発表した。
成田スカイアクセスが開業すると、新型の特急スカイライナーが最高時速160キロで運転され、日暮里駅~空港第2ビル駅間が現在より15分速い最速36分で結ばれる。京成上野駅~成田空港駅間の運賃は1200円、特急料金は1200円。運賃は、同社が昨年12月に国土交通省に申請した上限運賃と同額で決定した。なお、成田空港線のうち、北総鉄道の営業区間でもある京成高砂駅~印旛日本医大駅間は、北総鉄道と同額の運賃が適用される。北総鉄道では19日、成田スカイアクセスの開業日から値下げを実施することを発表し、普通運賃を約5パーセント、通勤定期運賃を約1パーセント、通学定期運賃を約25パーセント下げることにしている。
京成電鉄では、最高時速120キロで運転する一般特急列車用の3050形の試運転も今年1月から開始。7月17日の開業に向けて着々と準備を進めている。