東京急行電鉄は、3月25日に大井町線でダイヤ改正を実施する。大井町線の平日夜間の急行列車3本を田園都市線の長津田駅まで延長し、大井町線の利便性向上と田園都市線の混雑緩和をめざす。
変更される列車は、平日の大井町駅20時15分発、21時0分発、23時5分発の計3本の急行列車。現在は溝の口駅行きか鷺沼駅行きだが、長津田駅行きに変更して運転区間を延長する。この変更により、大井町駅から田園都市線の長津田駅まで直通運行する急行列車は、すでに長津田駅行きとして運行している22時26分発の1本を含めて、計4本になる。あわせて、田園都市線の一部列車の発着時間が変更され、大井町線で区間延長する急行列車が鷲沼駅や長津田駅で各駅停車に接続し、中央林間駅方面への利便性が向上する。
東京急行電鉄では、3月15日から4月30日まで「大井町線でGO!通勤定期ルート変更キャンペーン」をおこなう予定で、このダイヤ改正とあわせて、田園都市線から大井町線への利用者の転移をめざす。