つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道は17日、秋葉原駅に上り専用のエスカレーターを新設すると発表した。秋葉原駅のホームの混雑を緩和させるのが目的。
新たに設置されるエスカレーターは、秋葉原駅の地下4階のホームと地下3階を結ぶ上りエスカレーター1基。地下3階では、地下2階を経由し改札階の地下1階とを結ぶ、既存の階段と接続する。秋葉原駅では、改札とホームを結ぶエスカレーターはすでに設置されているが、同社によると、ラッシュ時間帯に先頭の6号車付近で乗降する利用者が多く、エスカレーターを新設して混雑を緩和させるという。完成は今年9月末の予定。
つくばエクスプレスは2005年に開業。輸送人員は、2006年度が7069万人、2007年度8485万人が、2008年度が9321万人と増加している。2008年には車両を増備し、混雑緩和を図っている。