JR東日本は26日、御茶ノ水駅のバリアフリーの整備に着手することを発表した。
中央線の御茶ノ水駅は立地上の問題からホームが狭く、現在はエレベーターやエスカレーターが設置されていない。計画では、線路上空に人工地盤を設置し、エレベーターとエスカレーターを設置する。あわせて、神田駅側の聖橋口駅舎を移動して、地元自治体などと連携して駅前広場機能を整備する。JR東日本は、「非常に難易度の高い大規模な工事」(プレスリリース)としており、列車運行の変更も検討しているという。工事の着手は2010年度末の予定。
御茶ノ水駅周辺には、大学病院などの病院が数多く存在し、医師や患者がエレベーターとエスカレーターの設置を求める署名運動が行われていた。