「全国登山鉄道‰(パーミル)会」に加盟する鉄道会社6社は、結成後初めての企画商品として、4月17日からピンバッジを発売する。
新商品のピンバッジは、パーミル会の加盟6社が自社の鉄道車両をデザインしたもの。各社のデザインは、箱根登山鉄道が「モハ2形」、富士急行が「富士登山電車」、大井川鐵道が「ED90型アプト式電気機関車」、叡山電鉄が「900系きらら」、南海電気鉄道がこうや花鉄道「天空」、神戸電鉄が「6000系」となっている。4月17日に各社限定1000個、価格は400円で販売を開始する。また、ピンバッジを入れることができる額縁のプレゼントをパーミル会全体として実施する。プレゼントの応募には、加盟6社の営業エリアを東西に半分に分けたエリアからそれぞれ1社分以上、合計3社分のピンバッジの購入が必要。額縁は、高野山の間伐材が使用された特製額で、抽選で50人にプレゼントされる。
パーミル会は、「観光地が沿線にあり、かつ登山鉄道としての性格を有している」という共通点から2009年9月に結成された。これまでに大阪や京都など各地で共同のキャンペーンを実施してきたが、今回初めて共同の企画商品が販売される。