JR九州は12日、急行「どげんかせんといかん」号と急行「栄光のキハ65・58」号を6月中旬に運転すると発表した。宮崎県知事の出迎えも予定されている。
急行列車は、6月19日(土)に熊本駅から宮崎駅までを「どげんかせんといかん」号として、6月20日(日)に宮崎駅から小倉駅までを「栄光のキハ65・58」号として運転する。車両はキハ65・58形車両の国鉄色が使用され、東国原知事のイラストが入った特別のヘッドマークやサボ(行先表示板)が掲出される。車内では弁当の配布や宮崎県特産品の販売がおこなわれるほか、「どげんかせんといかん」号では、終着駅の宮崎駅で宮崎県知事の東国原氏の出迎えも予定されている。この列車はJR九州旅行熊本支店が旅行商品(ツアー)として実施し、旅行代金は、「どげんかせんといかん」号が大人1万4000円、「栄光のキハ65・58」号が大人1万5000円。定員は90名ずつ。JR九州旅行熊本支店への往復はがきでの申し込みが必要で、締め切りは5月21日。応募が多い場合は抽選となる。
JR九州では、昨年11月に引退したトロッコ列車「TORO-Q」のキハ65・58形車両を使用したイベント列車を今年8月まで毎月実施しており、5月29日(土)と30日(日)には急行「由布」と急行「ひこさん」を運転する。
※申し込み方法などの詳細は、JR九州のWebサイトにてご確認ください。