JR東日本は、5月29日から6月6日までの土曜日と日曜日に、D51による「SLやまなし」を中央本線で運行する。
SLやまなしは、D51形蒸気機関車・12系客車4両・DE10形ディーゼル機関車の組み合わせで、中央本線の甲府駅から小淵沢駅までを走行する。JR東日本によると、同区間のSLの運行は45年ぶり。山梨・中央線キャンペーンの一環として運転されるもので、山梨県内の在住者や通勤・通学者からデザインを募集したヘッドマークも掲出する。小淵沢駅到着後は、DE10形機関車を先頭に「DLやまなし」として折り返す。運転日は、5月29日、5月30日、6月5日、6月6日の4日間。運転時刻は、SLやまなしが甲府駅10時2分発、小淵沢駅11時33分着、DLやまなしが小淵沢駅14時22分発、甲府駅16時17分着。
SLやまなしの運行にあわせ、同社は「SLやまなし2010年運転記念入場券」を発売する。甲府駅、竜王駅、韮崎駅、日野春駅、小淵沢駅の記念入場券と台紙のセットで、1セット1050円。甲府駅や小淵沢駅などの5駅で、合計1500セットの限定。発売は5月29日の朝9時から。また、5月29日には、甲府駅で「SLやまなし」の出発セレモニーを、小淵沢駅で「SLやまなし」の歓迎セレモニーや「DLやまなし」の出発セレモニーも開催する予定。