新京成電鉄は15日、800形車両を7月で引退させ、7月24日と25日に「さよなら」運転を実施すると発表した。
新京成電鉄の800形車両は、新京成電鉄がすべて新造した最初の車両で、1971年4月に登場した。4両編成6本と2両編成6本の計36両が投入され、1985年以降は冷房化や8両編成化などが実施された。一方で、1995年に一部車両の廃車が開始され、今年7月17日のダイヤ改正を機に全車両が引退することが決定した。なお、現在残っているのは8両編成2本となっている。
新京成電鉄では800形の引退にあわせ、「さよなら800形」イベントを開催する。日時は7月24日(土)と25日(日)で、両日とも午前と午後の開催。定員は各回400人ずつの合計1600人。800形によるくぬぎ山~新津田沼~八柱~くぬぎ山間のさよなら列車の乗車と、車両撮影会に参加できる。参加費は2500円で、乗車証明書や特製弁当、サボ風プレートの記念品がつく。参加の応募は、7月5日(月)までに往復はがきにて。応募者多数の場合は抽選。
※応募方法など詳細は、新京成電鉄の公式Webサイトでご確認ください。